~七転び八起き~
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ヤァァァッバッ!!
さっき風呂あがってから涼むために網戸開けた瞬間ッ……
ブイィーン、て戦艦みたいな轟音とともにクゥゥゥゥッソデカイ蜂入ってきよって…
出したヨッ!捕まえたッ!
うううん、うんッ!めっっさひるんだけど、なんや知らんアイツ部屋ん中の白壁と喧嘩しまくってて、その隙に一撃でフーン”ッ!て捕らえて、
網戸ガーン開けてハヴァナイスデイー言うて網戸ガーン閉めた思たら、閉めるコンマ何秒間にブイィーンてまたカムバックしてきよって、ふあぁぁ…って腰抜かしそうなって…
で、また捕まえて今度は出すとと同時にビシャーーンッ!てさっきよりも網戸マッハで閉めて事なきをえたわけよ。
ヤッバいぞあのデカさ!
あの羽の轟音さ!
無視できんぞあれわええ”ッ!
あ~れは虫だけに無視できんぞええ”君ッ!
あ~れはムツゴロウさんでも、あぁ~ヨ~シヨシう~んお利口さんお利口さん、できんぞ!
せやわ…うん、
虫はあれやわ、無視できんわなぁうん。
え”ぇ~ホンマに。
ちがうかーッ!
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「結婚してなかったら絶対ダルマさんと付き合いたいです」
と、男女間の話をしてる最中に職場の女性に告げられ、その言葉を頭の中で何十回とヘビーローテンションさせながら、雨の中傘をささず有頂天この上ないニヤケ面で家まで自転車を漕ぎまくったワタス、人間にもモテてきたダルマです。
その言葉が本気かどうかなんて、この際知ったこっちゃあらへん。
イイじゃないですか、そう言われたんだから。
ニヤケたって、イイじゃないですか、あんコラ。
さて、昨日SURFに行った時、世のラブラブな馬鹿タレ男女が羨ましがる場所に行ってきた。
日の出と共にSURFポイントに到着したが波はフラット。
波・風予報とは裏腹、湖と化していた海だった為、
AM10:00頃まで車内で寝てから新潟市方面へ向けSURFポイント探しに出かけた。
海岸線を北東へ走り続け、柿崎を経て柏崎市へ。
何度も言うが、素晴らしい景色、自然。
新潟市まではまだ遥か先だったので、柏崎市まで行った所でUターン、もときた道を引き返す。
道中、行きの時にも目にした看板がまた目前に掲げられているのに気づく。
その看板に書いてあるのは《恋人岬,→》。
その看板の交差点に差し掛かった時、行きは無視したはずの私の冷めた悩ミソが唐突に右手に指令を出した。
チッカ チッカ チッカ チッカ
気づくと右ウインカーが点いていて、ハンドルを急速に右に回転させている私の右手。
知らぬうち口がオッシャオッシャと発している。
恋人岬、到着。
熟年夫婦から若いカップルまで、チラホラといる。
私はその間を縫うように、且つ押し通り、岬の端々で立ち止まっては「あ~、波ないな~」とボソボソ言ってみたり、表情で現してみたりして、あたかも波チェックに来ただけと主張しながら、その傍らで恋人岬チェックに力を注いでいた。
馬鹿カップルのボケ願いが書かれた無数の絵馬。
鳴らすと永遠の愛を得られそうな3つの鐘。
石像に書いてある由来を読むと、
どうやら恋人岬はグァムにもあり、日本とグァムの友好関係を築く象徴として設立されたと書いてある。
グァムにも馬鹿がおんねんな、と舌打ち。
場違いの一人の私に対し、思い出探しに来て絵馬を剥ぎ取りに来た、自殺しに来たんじゃねぇか、と思ってそうな目つきでこちらをやけにチラ見する岬の管理人らしきオッサン。
岬を一通り見学した後、恋人岬を跡に。
世の中馬鹿ばっかりだとため息。
ったく次は彼女連れて来てやろうかコラァ。
手と手を合わせてやな、あん?一緒に鳴らしてやろうか鐘。
っんまに書いッてやろうか絵馬ぁッ!
と思いながらアクセルを踏み込んだ。
その日、SURFは午後から波もあがり、
いっぱい波に乗って、最高な景色を見ながら家路を走った。
為替って、ようわからん。
円高,ドル安、円安,ドル高、はよく聞くけど、
円高,ドル高、円安,ドル安、はあんま聞かん。
なんでコレ?エエやんもう、仲良くやろや。
恥ずかしながら、為替の大まかな仕組みしかわからん。
円の数値が貿易に直結してて、そこから国内の産業に影響してくるっちゅう事なはず。
そもそも《高い》《安い》はあんのに、その真ん中の《丁度ええ》とか《定価》とか《お手頃》とか、そんな数値的なもんがなんでないのか。
なんでなん?エエやん、引き分けやでそれ結局。
輸出の増減とか、会社の買収とか、物価の値崩れとか、
紙切れ転がしまくってるから揺れまくんねん天秤が。
なんでかねこれ?もうエエんちゃうか、ちょと飲み行こぜオイ。
なんやねん為替って。
なんや知らんけどそんな意味わからんマネーゲームやめとけやめとけー。
オカン怒られるぞほんまー。
為替はようわからん。
明日波の上で考えよ。
1円に笑い 1円に泣く
先日、過去の最高な時を思い出しながら、裏に潜む傷を求めにいった。
時折なんの予兆もなく顔を出すあまり思い出したくない事を、逐一引っ張り出して光をあててやろうと考えたわけだ。
ぶり返しては振り払い、ぶり返しては後悔を覚え、ぶり返しては間違ってなかったと繰り返す。
いつもその判断に辿り着く時間があまりに短く、向き合う時間があまりに短時間だから時にぶり返すのではないかと思った為だ。
とゆう事でこれまで以上に時間をかけて拾いあげた。
案の定、胸が痛くなった。それでも追い込んでみた。
恥じらいや情けなさ、自分への怒り、失望。
でも結果、克服なんて事は有り得ない。
良い付き合いなんて、掘り下げただけじゃ出来やしない。
間違ってたなんて理解出来るはずもない。
ただ、苦しくもそれを今から活かす事しか見えてこない。繰り返さないように、陰が濃くならぬよう。
その夜、友人から入電。
婚約していた彼女と別れたとゆう話だった。
家庭を持ちながらも夢を追いたい友人、止めろとゆう彼女。
そして互いの理解なく決裂。
子持ちの彼女のお腹に、新しく友人との子を宿し出産を来春に控えている今、将来を話あった決断。
この二人とお腹の子も、刻まれる陰。
私達は、事の大小に比較なく、一つの出来事を笑い・喜び・幸せを得、その一つの出来事に泣き・悲しみ・傷をつくる。
1円に笑い 1円に泣く
答は、これから過ごす日々をもう少し大事に思わなければならないんだろうね。
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1979/02/09
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