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~七転び八起き~
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台所にちぃちゃい蟻が居座っている。

それはつい1週間程前、台所の横にある一段下がった勝手口前の空間に
前週から1週間置きっぱなしにしていたゴミにたかり始め、
そこから何を思ったのか行列をなして壁を伝い、キッチン前に置いてある食器棚の下部の空間に住み着き始めたのだ。


その日からというもの、
食器棚下部から勝手口の隙間にかけてせっせかせっせか後続の奴らが入れ替わり立ち代り行き来している。
蟻達は、一匹一匹がケツから何かを放っており、その何かを辿って後続が列をなす。
そんなことだから一定の方向に大行列が発生するわけだ。



何も悪い事をしない奴らだから特に気にしてはいないわけだが、
日に日に数が気に障るぐらい増え続けている面と、
キッチンに立ってシェフ作業をするにあたって必ずこの行列の上でドタバタすることもあり、
素足でちぃちゃい蟻を踏み殺す形となり気分が悪い。
そしてまた朝起床時と帰宅時には私が家を留守にしているため好き放題我が家を探検している状態。
オモシロイもので、私がいるとわかると気配を察知した行動に変る。
これまでどれだけの蟻をキッチンとの行き来で踏み殺した事か。

というような事情により、
先日に心苦しいが駆除する決意を固めた。



私はその駆除方法が間違えた。
かなり手荒に、食器棚から出てくる蟻達を踏み殺しまくり、勝手口から這い上がってくる蟻達には熱湯をかけ、
ここは来たらダメだということを宣告したのだ。




その時だ、踏み殺した蟻がフローリングの上に点々とする中、
何匹かの蟻のグループがまた食器棚から現れた。
そのグループは辺りの惨劇を察知したのか、
ウロウロと死滅した蟻の近くに寄っては足速く非難し、また死体に近付こうとする。
私は非情にその蟻を踏みつける。


すると、グループの中の一匹が心打つ行動をし始め私は足を止めた。





死んだ一匹の蟻を抱きかかえ、
精一杯の力で当てもなくヨロヨロと歩いている。

戦場で散った友を連れ帰るように、
我が子の死を受容れられない母のように、
その蟻は死んだ蟻を右往左往しながら引きずり冷蔵庫の下部の方へ歩く。



その行為を見て私はとても残虐な事をしたと痛感し、
駆除を止め居間へと戻った。

それからというもの、故意に駆除はしていない。
あの惨状を見ると、可愛そうで可愛そうで。
故意か故意でないかだけの違いだが、可愛そうで可愛そうで。


結局キッチンに行く時や炊事場での作業をしていると、
知らぬうち踏み殺しているわけだが、なんだか虐殺するのは気分が悪い。

あの蟻を食べに、ここ1ヶ月現れていないムカデがやってきたり、大嫌いな蜘蛛がやってきたりとするわけだが、
とにかく少し我慢することにした。



ある程度好きにすればいいよ、悪さしなければ。
探検するならしたらいい、退屈なんであれば。



ムカデや蜘蛛に襲われたら、みんなでヤッつけろよオイ。

ほんでまたムカデや蜘蛛が俺を襲おうとしてたら、
家の中の仲間全員集めて加勢に来いよ蟻君よ。

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動物だとか昆虫だとか、人間以外の生物の感情はよくわからないが、
人間だけじゃないだろうか、溺愛した相手がある時を境に赤の他人になり得る関係になったり、
そしてまた生きてる間に幾度と恋愛を重ねる生物は。


心底愛した相手。
もうこの人意外いらないと思っていた相手が、
いつの間にか一方の我欲が発端となり、少しずつ幻滅へと向かう世界。
他の異性と比較する視点ともなる。


信頼関係なんてものは、
相手に求めるものではなく、結局雑念や我欲により自分で自滅させないことが、
結果相互理解に繋がることなんだろうと誰もが解釈する。
友人関係や会社での関係も、恋や愛という感情を除けば同様の事が言えるだろう。


存在が、活力を生み
言葉や触れ合いが、それぞれの弱い心の理解者となる。
それは親の存在のように、無上の愛を求めて付き合いなのかもしれない。

一時的な存在などと疑わずして求めあい、
結果一生の伴侶となってほしい存在を吟味し、人は一生を耐えしのいでいく。


特定の異性に大切にされなければ、
人というのは自らを鼓舞できない生きものであって、
それはもう命ある者全てに組み込まれているDNAの核たるものなんだろうね。



彼氏彼女という関係も、夫婦と結婚という船出も、互いの求愛の節目であって、
ゴールにも似たそのスタートも、一つの甘えや重なる棘が、いつしか敬遠の訪れとなる瞬間を大いに含む航海だ。

ホントのところ、相手に何を求めているのか、言葉や約束はなんだったのか、何の為に交わしたのか、互いが背を向けた時結果的に両者を苦しめる。

ただ一番に大事にしてくれるだけでいいという想いが、
如何せん自らホコリをたてて眉間を寄せる。

幾多の誓いは何の気遣いもなく放り捨てられ、
恋愛の中で育んだ約束という命をどれだけの人が餓死させているか。








異性を好きでい続けることや、愛が家族に変化するそれからも、相手を想い続けることは至難の技なんだろうね。

それぞれのその時の感性での付き合いだから。



僕ら人間は、心に起伏(欲)を持ち人格様々な半人前同士が一緒になるわけだから、
それなりの結果になるんだろう。




以上のような考えの下、
今の私は色恋で十分だという結論に達した。


擬似恋愛をしてもらい少しの間暮らしが落ち着くまで、
この純粋で透き通った心を傷つけるやもしれない本気恋愛はしない。

当面は自然との時間をパターン化させる。
その合間に色恋だ。


という事で、
色恋してもらえるところに詳しい宮崎県のsurf shopの人に、
近々電話してどんなところか聞いてみようと思う。




15分3交替とはどういう仕組みか。

チェンジとはどういう意味か。

飲み物は茶だけ飲ませとけとはどういう事か。

タッチ厳禁とはどの部位を言っているのか。

アフターで何十人と丘Surfingしたのか。

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斑尾山
標高1,381.8M



中腹でドデカイ猪か熊かわからないものに遭遇。
今回は7~8M上の崖っぷちで目撃。

やはりガサガサガサッっという音ともに現れ、今回は向こうから逃げて行ったので安心。
一瞬その大きさに私も怯んだが、逃げてくれたので難を逃れた。
あの巨体が襲ってくれば、いくら私でもひとたまりもない。
ヤラレる前に鼻の穴を三つにする事さえ出来かねない代物だった。


山頂付近で年配の登山パーティーと出くわし、
1時間以上語らい合い、そんなに時間のかからない山なのだが結局全行程を5時間程要。

この3人の年配登山者は登山者らしい素晴らしい人間だった。
話を聞くに、3人共数々の山を登り歩き熟練した地元のトレイルウォーカー。


自分の歳を言うまで学生と間違えられていたわけだが、
その3人の中で唯一の女性であるオバチャンが歩きながら

『お兄ちゃんイイネェ、まだいっぱい時間があって楽しめて。
私達はもうそんなに時間ないからねぇ(笑)』


山登りがまだまだ出来る時間がある事への言葉。
そしてまた、私がこの歳で単身長野に来た事への労いというのか、自然との調和をこの歳でチョイスした羨ましさの意味合いと言葉も、会話の前後に含めてくれた。

その3人の想いみたいなものが、私の心を沁んみりと満たした。


3人のパーティーとは下山ルートが違う為、
下山分岐点で『またどこかで会いましょうね』と言う挨拶を交わされ同調。


そして無事下山し、
野尻湖のベンチで伊坂幸太郎の【フィッシュストーリー】を読み終え、帰り道の車中で見た景色。

満開の山々、自然の表情と、そこに点々と住まいを構え暮らす人達。

麦藁帽子をかぶり農作業をする爺ちゃん婆ちゃん。
腰を曲げながら道路を歩く農作業帰りの婆ちゃん。
家の庭を耕す今にも倒れそうなヨレヨレの爺ちゃん。



その風景と、山で出会ったオバチャンの言葉。


庭を耕すあのヨレヨレの爺ちゃんの一生とは、一体どんなものだったのか。
腰を曲げる婆ちゃんの人生は、どんな道だったのか。
オバチャンはどんな経験をしてきたのか。



駆け巡る想いや、ぶつかり合う感情。


「訳もなく」という表現ではなく、
訳はおぼろげに、そんな風景と感情に浸り、運転をしながら久しぶりにボロボロ泣いてしまった。

とても複雑な感情だったのだ。




さて、先ほど新田次郎の
【孤高の人】という小説を買った。
サブタイトルの「なぜ彼は単独で山に登るのか―」というのを見て思わず手をのばしてしまった。




最後に、山で出会った3人に熊と遭遇した話などをした時、
「先生」と呼ばれていた笑顔のカッコイイ人に、


「鈴付けてるの?
今はホラ、散歩している人でも付けてるくらいだから、付けといた方がいいよ(笑顔)』


と言われ、
以前の彼女の妹から貰った、ディズニーに行った時のお土産のモンスターズインクのキーホルダーの鈴を間に合わでザックに付けている事は言わず、
『買わないと駄目ですよね~』と苦笑して返答。



お互い腰を上げ下山に向かう別れ際、3人の後ろ姿を見送ると、
先生が歩く後ろ姿からはなんぴたりとも音は聞こえず、
何一つ付いていなかった…。



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動物みたいに、ただ生きるために狩りをして
ただ大切なもののために住まいを耕して生きていれば、
地球はどんなに平常だっただろうかな~。




人間がここ数十年で変えてしまったもの。
人の暮らしは豊かになれど、その他の生物の暮らしは貧しく脅かし続けた。

残念ですよこの矛盾した人間の性が。
人間は人間で幸せを求め続けてきたのに、結果あらゆるものを破滅に追いやっている現状が。


自然が摂理を創る。
そんな共生の世界を、自然界の食物連鎖を、人間が科学を造り関与したことで、
こんなにも大きな反動として表現されることに、人間はなす術を見つけられるのか。


人類の未来。
人間が身勝手に創り上げた「神」などいない。
自然界に住む「神」は、無感情の産物。

人間が形付けた「神」は、人間の心の弱さの中にいる逃げ場。

「神」は我々人間であり、ともすれば、故人である先祖や親や親戚や友人だ。


この先人間社会がどう変化していこうと、
地球がどう変化していこうと、科学は進歩する。

年々変化する地球の状況に、
後手後手に対応しながら、人々の犠牲でもって進化を遂げ、科学の力でもって逃れていく。

結果、生まれるものは最先端技術、ロボットだ。
省エネルギー化、再生可能エネルギー化。


化石燃料を採掘する時代は終わる。
エネルギーに対する開発が進み、時代は電光化する。
それと同時産声をあげる最先端ロボット。
お手伝いASIMO君の登場だ。




そして、どうしてもターミネーター的な、マトリックス的時代が頭を過ぎる。

そう、人間のお下劣さを悟ったロボットが人々を狩獲する時がやってくる。

ロボットがコントロールを失ったというわけではなく、
ただ人間の矛盾さに危機を覚えただけの結果。

やがて人間が支配下に置かれ、動物的扱いを受ける事になる。
自然は保たれ、生命あるものはありのままに生き、
ロボットがこの世界を担うように。





時代は大きく変化する。
こんなおかしな世の中が続くわけがない。

その激変は地球によるクシャミなのか、それともロボットなのか、
それともまったく人間の行いとは別の、宇宙から届く危機なのか、定かではない。




過去数十年の代償を今痛感すると、
これから寿命を迎えるまでの数十年で、生命たる地球は…。




動物みたいに、ただ生きるために狩りをして
ただ大切なもののために住まいを耕して生きていれば、
地球はどんなに平常だっただろうかな~。

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休みの日、
登山行きたくて、波乗りしたくて、ボード行きたくて、モトクロスしたくて、
何もせんかったら体がウズウズする。
というか、体がなまる。




北信五岳(飯綱山・黒姫山・戸隠山・妙高山・斑尾山)と言われる近所の5つの山は、登頂まであと二つ。
足腰がデキている今の内、夏本番になる前にはクリアーしておきたい。

途中で降る分には問題ないけど、行く前から天候が雨だと、どうしても気が乗らなく延期にしてしまう。
今日がそれだ。



波乗りは日本海のシーズンがまだなので、足踏み状態。
今シーズンは太平洋は行くのは止めた。



ボードはGWでシーズンを終え、来る11月中旬までこれも足踏み。
来月から白馬でウォータージャンプがオープンするので、それ待ち。
エアーを修行し、バックフリップやロデオフリップ、3D系の技を完璧にマスターしたいところ。




モトクロスは長期休業状態。
近くモトクロス場があるので、お盆に実家からバイクを持ってきて再開を図りたい。
また擦り傷が絶えない日々が続くが、大好きなバイクで泥まみれになる事がもう待ちきれない。
エンデューロ耐久レースなんかもテレビコマーシャルでやっていたので、先々は出場できればと思っている。




一方、中学時代から映画オタクの私は、
長野に来てからこれまで100本程の映画をDVDで鑑賞している。
寂しさまぎれや、暇潰しも兼ねてのこと。

そのほとんどが紹介するまでもない内容だったわけだが、去年今年とあまり映画館に行ってまで観たい映画がないのが私の思うところ。
やっぱり長年観ているせいか、無駄に目が肥えてしまったせいもあり、響かない内容がほとんど。
でも映画自体が好きなので、どんな内容でも楽しく観ているのが現状なのだが。



読書、これはサボっている。
映画ばっかり観ているせいもあり、長野に来てからは10冊も読んでない。
ここ2ヶ月ぐらい、伊坂幸太郎の【フィッシュストーリー】が中盤辺りのところにシオリが挟まったまま眠っている。

長野に来て以来、なかなか読書のエンジンがかからない。
アウトドアの方に頭が集中し、インの方がおろそかになっている。





その他、家事洗濯。
これも溜め込み溜め込みオイショーーッ!!という状態。
10Round辺りにボディが効いてきたボクサーのように、溜め込むとかなり厄介な惨状だが、こればっかりは仕方がない。
「あとは嫁だな~」と言う大家さんの言葉がチクチクと痛む。






そんな暑気日ごとに加わる6月29日の朝、
雨模様が一転、かなり晴れてきた。

山に行ってれば良かったかな?




フィッシュストーリー片手に、
ちょっとした用事済ませて、野尻湖でもブラッと行って、ベンチで読書といこうかな~。






あっ…、終了しました音鳴った…。


行く前に洗濯物干さなあかんとですよ…。
トホホ……

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